世界の放送局の録音テープ紹介


1970年代に録音した世界の放送局


TBSラジオ BCLジョッキー

番組が深夜の0時45分からと遅かったので、睡魔に勝てずあまり聞いた記憶がありません。 しかし録音テープは思っていたよりも残っていました。懐かしい富山敬さんの声です。ブラジル局の 紹介とヨーロッパ局の紹介の番組では後半のお便り紹介の部分が入っていません。残りの4日分は 番組が終わると言うことで記念に録音しておいたのだと思います。残念ながら山田耕嗣さんとの 対談の部分は前半に別の番組が上書きされてしまっていたため、途中から始まっています。山田さん は時々BCLジョッキーに出ていましたが、お二人とも他界され時代の流れを感じます。

 ブラジル局紹介
  収録日不明  7分10秒
 ヨーロッパ局紹介
  収録日不明  5分36秒
 山田耕嗣さんとの対談
  1977年12月28日(水)  4分28秒
 珍局紹介
  1977年12月29日(木)  13分19秒
 日本語放送特集
  1977年12月30日(金)  13分27秒
 最終回
  1977年12月31日(土)  13分30秒

日本短波放送

ハロージーガム
 1976年3月31日 18時20分ごろ 3.925MHz 9分27秒
最終回の番組だけ残っていました。残念ながら初めの5分間は録音されていませんでした。 この番組を聞き始めたのは1974年の4月ごろで、それ以降はほとんど毎日聞いていました。 この番組を聞きながらBCLにのめりこんでいったような気がします。日曜日にはサンデー ジーガムと言う番組があり、こちらもよく聞いていました。どちらかと言うとBCLより オーディオがメインの番組だったと思います。

BCLタイム
 1977年6月30日(木) 18時0分から18時30分 3.925MHz 29分47秒
BCLタイムは一番組分のテープが残っていました。

子門と照子のQSOジョッキー
 1977年6月26日(日) 18時0分から18時30分 3.925MHz 29分33秒
BCL番組ではありませんが、いつかはアマチュア無線を開局したいと思いながらアマチュア無線番組も 聞いていました。

Radio Japan

Radio Japan
 受信日不明 18時30分 1分56秒
当時は日曜日の夕方に南米各地の移住者からのお便りを紹介するコーナーをよく聞いていました。 今と違って海外に中継局がなかったので、南米での受信はたいへんだったようです。

北朝鮮

平壌放送(暗号放送)
 1976年8月20日 23時59分から 650kHz 4分30秒
女性アナによるテープを早回ししたような高い声で数字を読み上げる何とも不気味な放送でした。 同じ時間に中波帯で別の暗号放送も聞こえてきたときもありました。

統一革命党の声放送
朝鮮語番組
 1976年8月30日 19時0分から 4.120MHz 2分45秒
南朝鮮のソウルから放送しているとアナウンスがありましたが、電波探知をしたところ北朝鮮の開城から送信して いたそうです。後になって、北朝鮮政府も認めたようです。

英語番組
 受信日時不明 4.120MHz 2分4秒
英語放送の開始部分もありました。今回聞き比べるまで朝鮮語放送と英語放送でインターバルシグナルが違っている ことに気づきませんでした。

イギリス

BBC日本語放送の開始部分
 1976年8月19日 19時59分 18.080MHz 1分49秒
ビッグベン保守点検中の時に受信しました。生放送が原則だったので、どこかの鐘の音を中継していました。 なお、18,080MHzは16mバンドから外れていますが、これは極東中継所向けの中継回線用の周波数です。コンディションが よいときは、このイギリスからの直接波が受信できました。

コスタリカ

Radio Reloj de Costa Rica
 1977年4月10日 16時32分から 6.006MHz 5分32秒
Rerojとはスペイン語で時計の意味で、名前の通りコスタリカにある時報局です。音楽と時刻アナウンスの繰り返しです。 ただ、秒まで時刻を言う割りには分単位でずれていて、このいい加減さがいかにもラテンアメリカ的です。

コロンビア

Radio Santa Fe
 1977年4月8日 17時55分から 4.965MHz 6分36秒
夕方の60mバンドは中南米局が色々聞こえてきて一番魅力的なバンドでした。コロンビアの国内局もいくつか聞こえていましたが、 この局が一番よく聞こえていたと思います。

ベネズエラ

Radio Barquisimeto
 受信日不明 19時ごろ 4990kHz 2分9秒
ベネズエラのバルキシメトにある放送局です。5MHzのJJYのすぐ下なので、多少混信があります。ベネズエラ国歌に続いて 開始音楽とアナウンスとなりますが、手元にあったインターバルシグナル集 (こちら)に同じものあるので、聞き比べてみて下さい。

ブラジル

Radio Brasil Central
 1977年4月10日 18時3分から 4.985MHz 3分19秒
Centralと名前がついていますが、ブラジリアの近くのゴイアニアの放送局です。

Radio Diario da Manha
 1977年9月12日 17時ごろ 9.675MHz
当時はよく受信できていました。受信報告書を送ったところ、一年以上過ぎてからベリカードが届きました。

Radio Gaucha
1977年4月7日 17時31分から 6.135MHz 4分39秒
夕方の49mバンドの常連ブラジル局でした。

チリ

La Voz de Chile (その1)
 1975年3月24日 14時43分から15時11分 11810kHz 28分43秒
チリの放送局ですが、この時間帯になぜ受信できたのか不思議です。どこかで中継していたのかも知れませんが、 真相は不明です。この局を聞いて一度ははるか彼方のチリへ行ってみたいと思うようになりましたが、1996年に なってやっと行くことができました。サンチアゴは想像よりも排気ガスのひどい汚い街でした。
このとき録音したテープの内容は次の通りです。

 ニュース(英語) 14時43分
 IS(英語) 14時45分 1分20秒間
 音楽
 IS(西語) 14時52分
 ニュース(西語)
 IS(西語) 15時08分 3分18秒間
 音楽
未編集の録音テープはこちらです。

La Voz de Chile (その2)
 1975年5月5日? 20時14分から21時15分? 11.810MHz 6:01
こちらは間違いなくチリからの電波です。同じ周波数でラジオオーストラリアが出ていたので激しい混信がおきています。 しかし、今聞いてみるとラジオオーストラリアのニュースが当時の世相を反映しています。ベトナム戦争が終結したのが この頃です。
録音したテープの内容は次の通りです。

 音楽 20時14分
 IS(西語) 20時20分 1分12秒間
 ニュース(西語)
 未編集の録音はこちらです。
 -----混信がひどくなったので録音を中断-----
 音楽
 IS(英語) 20時40分 1分16秒間
 ニュース(英語)
 IS(英語) 1分14秒間
 ニュース(英語)
 IS(英語) 20時55分 1分43秒間
 音楽
 IS(西語) 21時00分 1分13秒間
 ニュース(西語)
 これらの未編集の録音テープはこちらです。
 -----混信がひどくなったので録音を中断-----
 IS(西語) 21時15分? 35秒間

アルゼンチン

RAE
ISの部分が残っていましたが、受信日時も周波数もわかりません。番組が始まるところでテープが終わって しまっていました。

その他

東京Volmet放送
 受信日時は不明 3分49秒
飛行機向けの気象放送です。成田空港が開港する前の放送です。現在は、成田、東京(羽田)、新千歳、中部 セントレア、関空、福岡、インチョンの順に放送されますが、当時は、東京(羽田)、千歳、名古屋(小牧)、 大阪(伊丹)、福岡、ソウル(金浦)の順で放送され、今とはかなり違っています。また、現在はSSBで自動送信 されていますが、当時はAMで放送され、担当者が毎回読み上げていました。担当者によっては発音がひどかったり して今から思えば人間味のある放送でした。

地震速報 NHK第2放送
 1994年10月4日 22時25分ごろ 693kHz 3分6秒
英会話番組を録音したときに偶然録音されたものです。専用受信機向けのデジタル信号の変調音(ピロピロ音)が 2回入っています。


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